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メンテナンス アドバイス ・・・ トイレ・洗面台

メンテナンス アドバイス ・・・ トイレ・洗面台
トイレと洗面化粧台の掃除

  家族全員が毎日使用しますトイレと洗面化粧台。
  汚れに気が付いたら、各自がすぐにひと拭き、ひとこすいりする習慣をつけておきますと、週に1〜2度程度の簡単な掃除で、清潔さを保つことが出来ます。
  しつこい汚れは、この機会に徹底的に取り除いてしまいましょう。

                



メンテナンス アドバイス ・・・ トイレ・洗面台
◆ 便器の中

■ 洗剤の選び方
こまめにブラシでこすり掃除をする場合は、中性タイプがお勧めです。しかし、汚れがこびりついてしまった場合は、黒ずみや黄ばみなら漂白作用のある塩素系タイプ、洗浄水や尿のカルシウム分がついている場合は、イオン分解する酸性タイプを使用しますと効果的です。
注意
塩素系と酸性の洗剤を混ぜて使用しますと有毒ガスが発生し、大変危険です。この2タイプの洗剤を続けて使用した場合も、混ぜたとの同じ状況になる場合があります。一つの洗剤を使ったら、必ず流して洗剤分を取ってから、次の洗剤を使うようにしましょう。

■ 日常の掃除では落ちない汚れ


洗剤をかけて、トイレブラシでこすっても汚れが落ちない場合は、湿布法を試してみましょう。トイレットペーパーを2重に重ねて、汚れの上に敷き、そこにトイレ用洗剤をかけて、30分ほど置いてからブラシでこすります。

■ 洗剤でも落ちない頑固な汚れ


洗剤でも落ちない黄ばみ、黒ずみ、輪ジミなどは、最後の手段として耐水サンドペーパーでこすり落とします。サンドペーパーは、数字が大きいほど目が細かくなっています。まずは、1500番か1200番でこすり、それでも落ちない汚れには1000番を使用します。目が粗いサンドペーパーでこすると便器に傷が付き、かえって汚れがつきやすくなるので、多様は禁物です。また、1000番より粗いものは使用しないで下さい。

■ 便器の縁の裏側


便器の縁の裏側の汚れは、水アカとカビなので、洗剤なしでもこすり洗いをすればきれいになります。普通のトイレブラシでは届きにくいので、トイレ用ミニブラシや歯ブラシなどを使って隅まできれいにこすります。落ちにくい場合は、クリームクレンザーを使用しますとよいでしょう。

◆◆ シャワートイレのノズル

ノズル掃除ボタンを押すとノズルが出るタイプ、手で引き出すタイプなど、掃除時のノズルの出し方はメーカーによって異なりますので、説明書を確認してください。古いタイプは、使用時以外ノズルがでないようになっているので、スタートボタンを押してノズルが出てきましたら手でつまんで、水が出る寸前にストップボタンを押すという方法でノズルを出します。


ノズルが出ましたら、洗浄水が出る部分の穴の水アカなど歯ブラシと使用してこすり洗いします。ノズルは無理にひっぱったり、曲げたりしないように、気をつけて扱ってください。

◆◆◆ 便器まわり

日頃の清掃には、使用後トイレに流すこともできるトイレ清掃用ウェットシートが便利です。汚れの少ない場所から準に拭いて、使い終わったら、溶けやすいようにシートを広げて流しましょう。
洗剤を使用する場合、陶器部分は便器の中に使うのと同じ洗剤を使っても問題ありませんが、フタなどブラスチック部分は強い洗剤を使用しますと劣化するので要注意です。中性が弱アルカリ性の洗剤(トイレ用のほか、住宅用、台所用でも可)を束って、最後に水拭きをしてください。

■ フタとの連結部分


手が入らないちょう番部分などは、割り箸や竹串に古布を巻き付けた物や、歯ブラシ、綿棒などに水、または洗剤をつけてこすります。洗剤を使用した場合は、水抜きをして洗剤分を取ってください。

■ 便座の足元部分


足元のネジ部分に汚れが溜まっている場合は、ネジカバーを外して掃除することが出来ます。汚れがひどいときは、クリームクレザーを歯ブラシにつけてこすります。


床と便器との隙間に汚れが溜まっているときは、竹串などで汚れをかき出してから、竹串に洗剤をつけた布もまいて拭き、最後に水拭きをします。

◆◆◆◆ タンク周辺

■ 手洗い器
 

スポンジか雑巾で水拭きをして、ホコリなどを拭き取ります。汚れがひどい場合は、クリームクレンザーを使うのも手です。ただし、洗剤分をタンク内に流すと故障の原因になるので、使用後は水拭きを繰り返して取り除いてください。
それでも落ちない黒ずみや茶色のシミは、1500番の耐水サンドペーパーに水と石鹸をつけてこすり落とします。


洗浄水の蛇口が白く曇っている場合は、スポンジにクリームクレンザーをつけてこすります。付け根部分は歯ブラシを使ってこすると簡単です。その後、水拭きをして潜在分をよく取り除いてから、乾いた布で拭きます。

■ パイプ


水拭きで落ちない汚れは、クリームクレンザーで磨きます。細かな部分は歯ブラシをしようしますと隅まできれいになります。


きちんとから拭きした後、防サビを塗っておくと、サビにくくなります。


◆◆◆◆◆ 洗面台

■ 日常の掃除


洗面ボウルは水滴を残さないように拭いておけば、ピカピカが保てます。汚れがたまってしまった場合は、クリームクレンザーで磨きましょう。蛇口の付け根などは歯ブラシを使用して落としてください。ボウル、蛇口とも水拭きをしてから、から拭きをするときれいになります。

■ 頑固な茶色のシミともらいサビ
蛇口下にできる茶色のシミは水道水の鉄分が原因です。また、鉄製の缶やヘヤピンなどを置きっ放しにした場合、サビが下にも移って茶色くなることがあります。どちらも、軽いうちならクリームクレンザーでこすり落とすことが出来ますが、それでも落ちない場合は、還元系漂白剤が有効です。陶器、ホーロー、タイル、ステンレス、プラスチック、人造大理石ならすべて使用できますので、キッチン、浴室などでも利用が出来ます。ただし、水洗トイレの手洗い器は、洗剤分がタンクに入るとやっかいなので、使用しない方がよいでしょう。


シミやサビの部分に50℃くらいのお湯をかけてから、還元系漂白剤をふりかけ、20分ほど置いてから、ナイロンたわしでこすります。

■ ミラー


鏡は、固く絞った布で拭きあげます。こびりついた汚れはクリームクレンザーをつけた歯ブラシなどでこすり洗いましょう。その後、窓ガラス掃除の要領で、乾いた布や、新聞紙を丸めたものなどでから拭きするとピカピカになります。



● チェックリスト ●

≪ 使用する道具 ≫

□ トイレ掃除用ブラシ
□ トイレ掃除用ミニブラシ
□ 古歯ブラシ
□ スポンジ、ナイロンタワシ

≪ 使用する材料 ≫

□ トイレ用洗剤(中性タイプ・塩素系タイプ・酸性タイプ)
□ 耐水サンドペーパー(1000番〜1500番)
□ クリームクレンザー
□ 石鹸付きスチームウール
□ トイレ掃除用ウェットシート
□ 割り箸・竹串
□ 雑巾・使い捨て布
□ 防サビ剤
□ トイレタンク用結露テープ
□ 還元系漂白剤
□ 新聞紙
□ ナイロンたわし


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