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住まい情報

[ シックハウス症候群 ] 2010/08/19

 化学物質が原因

  数年前から「シックハウス症候群」という言葉が、新聞、雑誌、テレビなどでとりあげられるようになりました。「シックハウス症候群」は、「新築病」ともいわれています。住宅に使われている建材によって引き起こされるもので、頭痛やめまい、吐き気、目の痛み、アトピー性皮膚炎など多様な健康障害を総称したものです。
  原因は、床材、壁材、カーペット、カーテン、ビニルクロス、接着剤、塗料、防虫剤、防腐・防蟻剤、難燃剤などに含まれるホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの化学物質。これらはガス状になって空気中に溶け込んでいます。


 ホルムアルデヒド

 ホルムアルデヒドは、主に合成樹脂や接着剤を多量に使用する合板やフローリングに含まれ、壁紙やフローリングを貼る際にも使われています。ホルムアルデヒドによる症状には個人差がありますが、ぜんそくなどの持病がある人は、わずかな量で発作を起こすことがあります。
  日本では指針値0.10mg/立方メートル(0.08ppm相当)が発表されました。
ただし、この指針値の0.08ppmというのは湿度45%、温度が23℃という環境下での数値であることを忘れてはなりません。日本の夏は高温多湿ですから、いくら冷房を入れても天井付近の温度が40℃になることもあります。そのとき高濃度のホルムアルデヒドが放散されることが心配です。

 VOC

 トルエンやキシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)は、揮発しやすく、皮膚や目、肺からも吸収され、頭痛、めまい、吐き気などの症状を訴える場合があります。

 健康住宅研究会

 シックハウス症候群がクローズアップされたことから、当時の建設省、厚生省、通産省、林野庁の4省庁は、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、木材保存剤、可塑剤、シロアリ駆除剤の6化学物質の使用削減を住宅業界に求めています。ちなみにホルムアルデヒドの室内濃度指針値は0.10mg/立方メートル(97年6月、厚生省発表)です。
  さらに建設省が中心になって、「健康住宅研究会」を組織し、建材に含まれる揮発性有機化合物などの含有量の調査と複合汚染のメカニズム解明のための実験を行い、ガイドラインとユーザーマニュアルを作成しました。
これは平成10年に発行されました。なにかと腰が重いお役所が立ち上がったのも、室内汚染がそれほど切迫した問題となっている証拠でしょう。

 シックハウス症候群への対応策

 シックハウス症候群に陥らないようにするためには、リビングや寝室、押入などの密閉空間に化学物質をできるだけ含まない建材を使用するか、スギなどのムク材を使用することです。そして室内の空気の換気が十分にできるようにすることも忘れずに。
  もうひとつ付け加えておきたいことがあります。シックハウス症候群に配慮した住宅をつくっても、食器棚やタンスなどの家具の接着剤にホルムアルデヒドが含まれていれば高濃度を示すことがあることです。また、掃除機の抗菌パック、殺虫剤、消臭剤、ゴキブリやダニのくん煙剤などにも化学物質が使われています。
  化学物質に対して正しい知識を持つことと、適切な材質を選ぶことが重要です。正しい知識があれば、事前に安全な自然素材を選んだり、ホルムアルデヒドを含まない接着剤を使用することができます。また医師もシックハウス症候群についてもっと勉強するべきでしょう。


 室内空気汚染とは

 室内環境とは、住宅の内部環境のことで、さらに二酸化窒素といった大気汚染物質の濃度が外気より室内の方が高い場合を室内空気汚染と呼んでいます。空気汚染の原因としては、カビ、ダニ、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物があげられています。

.曠襯爛▲襯妊劵鼻鎚瓢罅▲僉璽謄クルボード、中質繊維板、合板類、フローリング、家具、繊維製品
▲肇襯┘鵝津瀕
キシレン…塗料
ぬ攤猜歛減
ゲ珍査沺張ーテン、ワックス
Ε轡蹈▲蟠扈剤

 化学物質による健康障害

 慢性疾患としては、慢性疲労症候群、シックビル症候群、シックハウス症候群、ペルシャ湾岸兵士症候群、化学物質過敏症、本能性環境非寛容症があります。代表的なシックビル症候群の症状は、目・喉・鼻の刺激症状、粘膜の乾燥、皮膚の紅斑、じんま疹、湿疹、疲労感、頭痛、気道感染の頻発、風邪にかかりやすくなる、息がつまる、ぜいぜいする、めまい、吐き気、嘔吐、過敏症であり、その原因として換気不足が約3割を占めています。
◆化学物質過敏症
  化学物質過敏症は、大量または微量の化学物質に、長期間浴びた後に微量の化学物質によって起こる異常過敏反応です。その症状としては、倦怠感、下痢、便秘、不安感、筋肉痛、頭痛であり、シックビル症候群の症状とよく似ています。
◆発ガン性
  国際癌研究機関による発ガン性評価では、ホルムアルデヒドは可能性のある物質であり、トルエンとキシレンについては十分な証拠が得られていない物質であるとされています。アメリカの環境保護庁では、一日約18時間、5年間にわたって0.10ppm濃度のホルムアルデヒドを吸い続けた場合、一万人に一人の割合で発ガンする可能性があると報告しています。

 建材の単体規格

日本には建材の単体規格があって、空気中濃度換算値で以下のようになっています。


◆ 壁紙
□ 0.05ppm相当

◆ パーティクルボード・中質繊維板
□ E0クラスで0.4ppm相当
□ E1クラスで1.2ppm相当
□ E2クラスで4.0ppm相当

◆ 合板・フローリング
□ F1クラスで0.4ppm相当
□ F2クラスで4.0ppm相当
□ F3クラスで8.0ppm相当

◆ 食器棚
□ 5.0ppm

◆ 繊維製品
□ 75.0ppm

(生後24ケ月以内の乳幼児には、まったく含まない製品を使うこと。)

 シックハウスの事例

東京・RC造マンション
  入居3ケ月後に壁面のビニールクロス上にシミが発生。9ケ月後には衣類や靴にカビが発生。1年6ケ月後に体調を崩す。目がちかちかする症状が収まらず、外耳道周辺に湿疹ができかゆみが増す。原因はカビとビニルクロスに含まれる発泡剤と壁紙の接着剤が、熱・光・水分と複合反応を起こしたこと。

東京・一戸建木造住宅
  新築したが強い臭気と目に対する刺激。3ケ月間にわたり1日5時間、窓や扉を開放。その結果、濃度が低減した。原因はフローリングと壁紙の接着剤であった。

福岡・一戸建木造住宅
  増築7ケ月後に夏を迎えた。居住者が2階の部屋にいると、気分が悪くなり倒れた。小屋裏天井に貼った合板から発生したホルムアルデヒドの流入が原因。合板を石膏ボードに換えて臭気がなくなった。

福岡・一戸建木造住宅
  子供部屋のビニールクロスの改装後、子供にアレルギー症状が発生。食事療法や温泉療法を試みたが改善されず、室内汚染を測定。発生源はビニールクロスと壁紙の接着剤。空気清浄機で改善した。





今日もありがとうの心で 番匠屋 ロハスデザインユニバーサル住宅
長野県飯田市の工務店『中島建築所』は、住宅の無料相談・設計・新築・リフォーム・耐震診断・店舗のデザイン・商店建築を得意とします
長野県飯田市の設計事務所『姫Design工房』は、住宅の和風・数奇屋風・洋風・南欧風・モダン・店舗の建築の関わる設計デザインをします
長野県飯田市・下伊那郡を拠点に建築・設計 阿南町 高森町 松川町 阿智村 売木村 大鹿村 下条村 喬木村 天龍村 豊岡村 根羽村
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